読みもの · 占星術

出生図は、どこから読めばいい?

出生図は、生まれた瞬間の天体の配置を、出生地をもとに表したチャートです。まずはひとつの記号から、何を表しているのか見ていきます。

惑星・星座・ハウスを分けて読む

惑星
何について読むか。
星座
そのテーマがどう表れるか。
ハウス
生活のどの領域に関わるか。

Astrodienst の占星術入門でも、この枠組みを説明しています。

ひとつの配置を見つけたら、この3つを別々に書きます。出生時刻がわからない場合、ハウスの欄は空けておきます。

牡羊座の0度から、各星座を30度ずつに分けた12星座の記号と黄道の度数
12星座の記号と、黄道上の度数を示した図です。

右側の0°から円の右側にある0°が、牡羊座の始まりです。その少し上に、牡羊座の記号 ♈︎ があります。

反時計回りにたどる牡羊座、牡牛座、双子座の順に並んでいます。下の一覧と見比べながら、記号と名前を確かめてみましょう。

ひとつの星座は30°牡牛座は30°、双子座は60°から始まります。12星座で一周し、全体が360°になります。

♈︎ 牡羊座♉︎ 牡牛座♊︎ 双子座♋︎ 蟹座♌︎ 獅子座♍︎ 乙女座♎︎ 天秤座♏︎ 蠍座♐︎ 射手座♑︎ 山羊座♒︎ 水瓶座♓︎ 魚座

たとえば、月が牡牛座の第4ハウスにあるとします。月の「感情や習慣」に、牡牛座の「安定や心地よさ」、第4ハウスの「家庭や居場所」を重ねます。「慣れた場所や日課があると落ち着く?」と、自分の経験に照らして読めます。

星座は黄道の区分で、ハウスはその場所から見た向きや分割方式に関わります。牡牛座と第2ハウスは別のものです。

太陽・月・上昇星座から始める

  • 太陽:自分らしさと結びつけて読みます。
  • 月:感情や日々の習慣を考えます。
  • 上昇星座:生まれた瞬間の東の地平線に関わります。

ひとつずつ読み、思い浮かぶ具体的な場面を書き留めてみます。

上昇点はアセンダントとも呼ばれ、チャートでは ASC と表示されます。天体ではなく、地平線と黄道が東側で交わる点です。その点が位置する星座が上昇星座です。また、占星術では太陽と月も慣例的に「惑星」に含めますが、天文学上では太陽は恒星、月は地球の自然衛星です。

図で見る、黄道と天の赤道の違い
地球、黄道面、傾いた天の赤道、天の北極と南極を示す図
Ecliptic plane は黄道面、Celestial equator は天の赤道です。互いに傾いており、天体の位置を表す異なる基準になります。

解釈に出てくるアスペクトとは?

アスペクトは、天体同士の黄道上の角度の関係です。惑星の解釈には、こうした位置関係も使われます。

  • コンジャンクション:0°付近
  • スクエア:90°付近
  • トライン:120°付近
  • オポジション:180°付近

正確な角度からどこまでのずれを認めるかは、オーブと呼ばれます。

出生時刻が不明な場合は?

上昇点とハウスは、生まれた時刻と場所に左右されます。時刻が不確かなら、その部分の解釈も不確かです。また、天体によっては同じ日の中で星座が変わるため、日付だけですべての配置が決まるとは限りません。

「午前中」までしかわからない場合、正午を入力しても正確な時刻になったわけではありません。わからない部分はそのままにして、用語や読み方を学ぶことはできます。City のようにアングルやハウスを使う機能には、正確な出生時刻が必要です。

最初の一巡は、この順番で

  1. チャートに使われている出生情報を確認します。
  2. ひとつの天体を見つけ、星座を書き出します。
  3. 出生時刻がわかっている場合は、ハウスも確認します。
  4. 解釈を読み、人生全体ではなく、ひとつの経験に照らして考えます。

Meet G の出生図では、立体表示と平面のチャートから同じ配置を見られます。まずはひとつの天体を見つけて、その意味から浮かんだ問いをたどってみてください。チャートに慣れてきたら、これまでの経験を重ねながら、少しずつ読み進めていけます。

時刻に自信がない場合は、出生時刻がわからないときの読み方も参考にしてください。

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