読みもの · タロット
タロットの逆位置、どう読む?
タロットが読み手から見て上下逆に出ることを、逆位置といいます。同じカードのテーマを別の角度から考える手がかりですが、必ず悪い結果を表すわけではありません。問いと配置を確かめてから、カードの意味に戻ってみましょう。
まず、カードのテーマを確かめる
太陽なら、明るさ、素直さ、喜びなどが出発点になります。逆位置では「すでにある成果を楽しめていないのかな」「期待が大きくなりすぎていないかな」と考えることもできます。「すべて悪くなる」とまとめるより、具体的な問いになります。


これは読み始めるための問いで、毎回使える決まった答えではありません。絵柄やほかの場面での読み方は、太陽のカードの解説で紹介しています。
同じ逆位置でも、置かれた場所で問いが変わる
「小さな作品展を準備するうえで、何に目を向けるとよい?」という問いで、太陽の逆位置を例に考えてみます。
- 「現在」に出たら
- 未完成の部分ばかり気になって、見せられる作品まで評価できていないのかもしれません。最近の自分に当てはまるか、確かめてみます。
- 「希望と恐れ」に出たら
- 今度は期待に目を向けます。みんなに気に入ってほしい一方で、普通の反応を失敗と感じるのが怖いのでしょうか。
カードは同じでも、位置によって考える角度が変わります。どちらの例も、来場者の気持ちを先に決めるものではありません。
いくつかの読み方を、実際の問いと照らす
逆位置を、表に出しにくいテーマ、行きすぎた傾向、ほどけ始めたものとして読むことがあります。ただし、すべての逆位置に当てはめる公式ではありません。
たとえばワンドの2の逆位置なら、慣れた場所を離れることへのためらいを考えられます。でも現実の問いでは、情報や準備が足りない可能性もあります。すぐに「勇気がない」と決めつけず、何が足りないのかを確かめましょう。
問いにも周りのカードにも合わない解釈は、保留にしてかまいません。逆位置に意味を持たせるために、問題を無理に探す必要はありません。
逆位置について、よくある疑問
逆位置は必ず使う?
必須ではなく、読み手によって考え方も違います。引く前に使うかどうかを決めて、ひとつのリーディングの途中では変えないようにしましょう。
逆位置が多いと、よくない結果になる?
枚数だけでは結果を決められません。どの位置に出ているか、問いとどんなつながりがあるかを先に見てみます。
気に入らない逆位置が出たら、引き直す?
まずは最初の問いに戻り、出たカードを読んでみましょう。安心できるまで引き直すと、何を知りたかったのか見失いやすくなります。
3枚引きの具体例でも、この考え方を試せます。位置の違いはケルト十字の配置図で確認できます。Meet G のタロットでも、引いたカードの正逆を含めて読み解きます。